岐阜県支部活動報告

岐阜県支部活動報告

岐阜県支部 竹内 蘭

 5月15日、養老町在住の会員(竹内、吉田、松永)で岐阜県立大垣養老高校を訪問しました。
高校では食品化学科の生徒達が「瓢箪倶楽部秀吉」として瓢箪栽培・加工をしています。

もともとは、養老町の町づくり活動をしていた私達が「一緒に食用ひょうたんの栽培をしよう」と提案した2015年がはじまりで、いまでは先輩から後輩へとつながり6代目となった生徒たちがオリジナル食用品種の登録を目指して研究しながら漬物やスイーツの開発、工芸品種でもランプやイルミネーションの制作にとどまらず、ひょうたんの茎の繊維を材料に、美濃和紙の紙すき技法をとりいれた紙作りなどさまざまな活用にチャレンジしています。

 5月17日には会員(竹内、松永)で養老こども園を訪問し、百なりひょうたんの苗5株と、全日本愛瓢会発行のマニュアルを贈呈しました。

2017年に全国大会を開催した養老町では「ひょうたんの町」としてそれ以前から町内の小中学校への苗の配布事業を行ってきましたが、今年も各学校での栽培がはじまりました。
先生たちもどんどん栽培に詳しくなり、町内の学校へ通うこどもたちへの早期瓢育・英才瓢育が浸透してきています。

引き続き、岐阜支部会員として栽培に困ったときのお手伝いや、できたひょうたんを使ったアート教室の指導など、たのしくひょうたんに触れ合う機会をサポートしていきたいと思います。

※ なお、この記事は会報「愛瓢」にも掲載予定です。

掲載:令和3年6月14日