ひょうたんアドバイザー活動報告

小学4年生の瓢箪栽培のお手伝い

石川県愛瓢会 中西晶子

こちらの小学校4年生はこれまでもずっと長年に渡り瓢箪を栽培しています。

小学校では毎年瓢箪を栽培しているものの、収穫できる年もあれば、まったく収穫できない年もあったりで、ここ数年間はまったく収穫できない年が続いていたそうです。地域の方々がひょうたんボランティアとして水やりなどに係わってお手伝いをしていたそうですが、そうはいっても素人なのでここ数年の不作に困っていたそうで、ある日、家の前でプランターで瓢箪栽培をしている我が家に、ひょうたんボランティアの方が相談にこられました。瓢箪栽培について「ひょうたんアドバイザー」として係わってアドバイスしていただきたい。ということでした。令和5年の5月末のことでした。すでに苗を植え終わったあとでした。結局、令和5年は収穫ゼロで終わってしまいました。

そこで問題点がいくつか見つかりました

  • 土づくり
  • 風よけ
  • 水やり、受粉
  • 肥料、消毒

これらを踏まえ、令和6年は土づくりの段階からかかわって、苗は愛瓢会から仕入れ、良い苗にしました。

これらの工夫やみんなのがんばりのおかげで令和6年度は40個弱の瓢箪を収穫することができました。

校長先生はじめひょうたんボランティアのみなさん、子ども達もみな喜んでくれました。

それにしても驚いたのは作品作りの時です。みな同じ目的で何かを作るのかとおもいきや、今どきの子供たちはパソコンで検索し、みな自分の作りたい思い思いの物を作っていました。例えば、ランプ、水筒、起き上がりこぼし、人形、貯金箱…などなど

令和7年度はまたどうなることやら毎年試行錯誤ではありますが、瓢箪栽培にアドバイザーとして係わっていきたいと思います。